定性調査

定性調査とは

kiyomi

定性調査は、主に質的なデータを収集し、分析する方法論の一つです。
定性調査は、数値や統計による定量的な情報ではなく、主観的な要素や言語的な記述を通じて現象や事象を理解し、
洞察を得るために使用されます。
主に質的な特性や意味に焦点を当てるため、調査対象の複雑な背後にある理由や動機、感情、価値観などを
探求するのに適しています。

定性調査は、通常以下の手法やアプローチを使用して行われます:

①デプス・インタビュー: 対象者との対話を通じて深い洞察を得る手法です。
構造化されたインタビューや半構造化インタビューなどがあります。

②グループ・インタビュー: 小グループの参加者が議論し合い、意見を交換する場を設け、
共通のテーマに関する洞察を得る手法です。

③行動観察: 現地での観察を通じて、対象の行動や状況を理解する手法です。参加観察や非参加観察が行われます。

定性調査は、特に人間の行動や社会的な現象、意見、経験に関する理解を深めるために有用です。
定量的なデータだけでは得られない洞察や豊かな情報を提供し、研究や調査の質的側面を探求するために広く利用されています。

ABOUT ME
合同会社ことゆい 代表社員 吉田聖美
合同会社ことゆい 代表社員 吉田聖美
定性調査モデレーター・質問力研修講師
合同会社ことゆい 代表社員 吉田 聖美 (ヨシダ キヨミ) 【略歴】 大学卒業後、3年間異業種での勤務を経て、マーケティング・リサーチ会社に入社。 入社後、半年間にわたるモデレーターとしての社内研修を受け、モデレーターデビュー。 2002年より定性調査のモデレーターとして、定性調査の最前線で勤務し、インタビューフローの作成、インタビューの実施、報告書の作成までを行う。 2018年よりJMRA(日本マーケティングリサーチ協会)定性調査小委員会に参加、JMRA定性調査セミナーに講師の一員として登壇。 飲料、食品、子ども向け商品・サービスなどを中心に年間50-70ジョブに従事し、年間1000名以上の消費者の意見をヒアリング。 下は小学校5年生(親子セットインタビューであれば幼児・小学校低学年も経験あり)から、上は70代まで、幅広い消費者に接した経験を持つ。 2016年には<言葉を結う、人をつなぐ>をコンセプトに合同会社ことゆいを設立。
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